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07th expantion様の同人ソフト『ひぐらしのなく頃に』『うみねこのなく頃に』のオリジナルスクリプトを作るためのNScripter講座。
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  『うみねこのなく頃に(以下うみねこ)』の二次創作などでたまに『オリスク』『オリジナルスクリプト』と言う言葉が出てきます。
さて、『オリスク』とは何かを説明するのですが、それにはまず、『うみねこのなく頃に』で使用されているNScripterについての説明からしなければなりません。

 『うみねこのなく頃に』はNScripterと言うソフトで作られています。
このNScripterは基本的に『NScripter本体』『画像、音楽データ』『スクリプト』の3つで動いています。

 わかりやすく演劇で例えると

『NScripter本体』 → 照明・音響などの舞台装置
『画像、音楽データ』 → 役者・背景・大道具 等
『スクリプト』 → 台本

 と言った役割をもちます。

 ここで、『うみねこ』がインストールされているフォルダを開いてみましょう。
『うみねこのなく頃に.exe』『arc.nsa』『nscript.dat』と言う名前のファイルを見つけることができるはずです。
これらが、先ほど述べた

 『うみねこのなく頃に.exe』 → 『NScripter本体』
 『arc.nsa』 → 『画像、音楽データ』
 『nscript.dat』 → 『スクリプト』

 にあたります。

 このうちの『台本』にあたる『nscript.dat』を自分で書いたスクリプトと置き換えてしまえば、『うみねこ』のキャラは自分の思うとおりの演技をしてくれる。
それが、『オリジナルスクリプト』なのです。

 これからこの講座にて、『うみねこオリスク』の作り方を解説していこうと思います。あくまでも主眼はオリスクの作り方なので、できるだけ簡潔に解説します。
 詳しいコマンドや応用などは、他の一般的なNScripter解説HPなどを併読しながら読むと、より理解が深まるでしょう。

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 さて、始める前にいくつかダウンロードしておきたいソフトがあります。
基本的にスクリプト自体はwindows付属のメモ帳だけでも作ろうと思えば作れるのですが、快適に作ろうと思うのならば、それなりの準備はしておきたいところです。

 
○NScripter本体 とogg再生プラグイン
 まずはこれがないとお話になりません。舞台を手に入れましょう。
また、うみねこはEP2からBGMがogg形式になりました。
これらの再生にプラグインが必要になります。

・ダウンロード方法
 NScripter製作者様のHPから直接DLできます。
oggプラグインも一緒に入っています。

- Takahashi's Web - 様(http://www.nscripter.com/) 
Software ContentsのNScripter最新版からダウンロードします。
この中のnscr.exeがNScripter本体になります。
また、ツールフォルダ内のnsogg.dllがogg再生プラグインになります。
基本的にnscr.exeと一緒においておけばOKのはず。
詳しい使い方は添付されたreadmeを呼んでください。


○susie と 各種プラグイン
 susieはarc.nsaの内容を表示させるためのソフトです。
susieにプラグインを使用することでarc.nsaの中身を表示させることができます。
どんな画像があって、どんなファイル名かわからないと作りようがありませんね。

・ダウンロード方法・使い方

1.susieの部屋 様(http://www.digitalpad.co.jp/~takechin/) のsusie/Lhasaのダウンロードから最新版のsusieをダウンロードする。

2.同じ場所にあるJPEG plug-in をダウンロードし、その中のifjpeg.spiをsusieのフォルダ内にコピーする。
これで、susieでjpeg形式を読み込めるようになります。

3.Simple is Best! 様(http://elku.at.infoseek.co.jp/main.html)の物置よりNScripter Archive Susie Plug-inをダウンロードし、axnsa.spiをsusieのフォルダにコピーする。
これでsusieでarc.nsaを読み込めるようになります。

4.susieにarc.exeをドラッグ&ドロップする。
まどが開いて画像のアイコンがでてきます。
クリックすると新窓で拡大。


○nscript展開ソフト
 自分のスクリプトを作る際には必ずしも必要ではないですが、他人の演出は参考にしたいもの。ましてや、うみねこオリスクなら「あの時はどう言う演出がされていただろう」とうみねこの中身をちょっとのぞきたくもなりますね。
 台本であるnscript.datをtxtファイルに戻すソフトがこれです。

・ダウンロード方法
 私が使っているのがNSDEC(http://www.linkclub.or.jp/~kiyohiko/red/works.html)です。
Softwearsからダウンロードしてください。
 この記事を探している間にnsc_conなんてのも見つけました。
★notaエロゲ研究室[メッセージローダー]★様(http://notazsite.hp.infoseek.co.jp/main/soft/index.html)のNO.18からダウンロードしてください。
前述のNSDECよりスピードは速いです。

 詳しい使い方はそれぞれのreadmeを読んでください。


○ogg再生プレイヤー
 windows に付属のメディアプレイヤーだとoggを再生できないことがあるのでそのような場合は再生可能なプレイヤーを用意しておきましょう。

・ダウンロード方法
 私が使っているプレイヤーはKbMedia Player(http://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/music/musicplay/kbmediaply.html)です。
他にもいいものがあるかもしれないので、色々探してみてください。


○テキストエディター
 作りたいものの分量にもよりますが、基本的にスクリプトは大量の文字を打っていくことになります。
メモ帳やwordなど、txtファイルで保存できるものならなんでもいいのですが、できるだけ使いやすいものを使いたいですね。

・ダウンロード方法
 私がつかっているテキストエディターはWHiNNY(http://www.forest.impress.co.jp/lib/offc/document/txteditor/whinny.html)です。
ファイルをタブで開けて、形式を指定するとNScripterの命令を色分けしてくれます。(ただし、ちょっとバージョンは古いですが)。
検索がちょっと使いづらいかも。
 こちらも、色々いいものがあるはずなので、使いやすいものを探してみてください。


 以上ツールとやる気を用意したら実際にオリスクを作ってみましょう。

 さて、序章でも述べましたが、これはあくまでもオリスクを作るための講座です。
NScripterを覚えるためとは目的がちょっと違います。
なので、みなさんには憶えるべき工程をいくつかショートカットしていただきます。

 ショートカットのためのスターターキットを作りました。
これを元にオリスク講座を進めて行きたいと思います。


 うみねこオリスクスターターキット(zip)  


 まずは、これをダウンロードして、解凍してください。
展開されたフォルダの中には00.txtから始まる、数字のついたtxtファイルが入っているはずです。
これらがスクリプトになります。
「あれ?スクリプトってnscript.datじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実はnscript.datはこれらのテキストファイルを一つに圧縮したものなのです。
動かす分にはこの状態でまったく問題ありません。

 NScripterは起動すると00.txtから99.txtを順番に読み込んでいきます。
なので、このようにバラバラな状態でもきちんと読み込んでくれます。

 さて、普通のNScripter講座なら、ここで定義ブロックと実行ブロックなどの説明を始めるところですが、ここではそれをいたしません。
なぜなら、基本的な部分はこのスターターキットを流用してもらうからです。
後から、もっと詳しく知りたい、もっといじりたい人はご自分で調べて見てください。
それらのヒントは後から出します。
 今は一刻も早く戦人たちを動かしたいでしょ?

 今、大事なものは20.txtです。
ここがシナリオ部分のスクリプトが書かれています。
それでは、さっそく動かしてみましょう。

 動かすためには、いくつか作業が必要です。
ここには台本であるスクリプトしかないので、舞台であるNScripter本体と立ち絵や音楽を一緒のフォルダにいれてあげる必要があります。

 まずはNScripter本体。
前の章でDLしてもらったnscrからnscr.exeをこのフォルダにコピーしてください。
その時一緒にnsogg.dllもコピーしておきましょう。

 次に絵素材。
うみねこがインストールされているumineko2フォルダからnsa.arcをコピーしてください。
同様に、BGMフォルダ、SEフォルダ、MEフォルダもフォルダごとコピーしてください。

 これらの準備が終わったらnscr.exeをダブルクリックしてNScripterを起動しましょう。
嘉音君のオリスク講座が始まります。
詳しい解説は次章で行いますので、まずはざっと流して観てみましょう。
 

 嘉音君のオリスク講座は見ていただけましたか?
講座で嘉音君が説明したように、サウンドノベルを作る際に必要なことは、

 立ち絵の表示
 背景の表示
 BGMの演奏
 効果音の再生

この4つさえできればショートストーリーをサウンドノベルにすることができます。

 では、さくさく説明していきます。

○立ち絵の表示

命令 ld

ld 立ち位置,"ファイル名",エフェクト番号

使用例

ld c,"bmp\tati\kan\1\kan_defa1.bmp",22
 

 立ち位置の指定は”c”(真ん中) ”l”(左) ”r”(右)の三種類から。
 エフェクト番号は基本的に00.txt中にて定義されているものを使う。
 始めは立ち絵の表示に22番。表情の変化に80番と覚えておけばだいたい対応できます。 ちなみに、00.txt中のエフェクトの定義は実際にうみねこのスクリプトからいただいちゃってます。

○立ち絵の消去

命令 cd

cd 立ち位置,エフェクト番号

使用例

cd c,22

 立ち位置、エフェクト番号の説明は立ち絵の表示を参照のこと。
なお、立ち位置で”a”を指定するとその時表示されている全ての立ち絵が消えます。

○背景の表示

命令 bg

bg "ファイル名",エフェクト番号

使用例

bg "bmp\background\garden\garden_1c.jpg",22 

 ファイル名の代わりにblack(この時""はいらない)と指定すると画面が黒一色になります。
whiteでも同様。
 背景を消す命令はありませんので、上記のように黒や白で塗りつぶすことになります。また、この命令を使うと立ち絵は全て消されます。
ご注意を。

○BGMの演奏

命令 BGM

BGM "ファイル名"

使用例

bgm "bgm\オルガン小曲_第6億番_ハ短調.ogg"

 うみねこはEP2からBGMがogg形式になりました。
NScripterでは再生にnsogg.dllが必要になりますのでnscr.exeと一緒に入れておくのを忘れずに。

○BGMの停止

命令 stop

使用例

stop

この命令のあるところで音楽が止まります。そのまんま。

○効果音の再生

命令 dwave

dwave チャンネル番号,"ファイル名"

使用例

dwave 1,"se\バリア展開_03.wav"

 チャンネル番号とは、同時に複数の効果音を鳴らすときに区別をつけるものです。
わからなかったら基本1を使っていればOK。
同時に複数の効果音を鳴らしたいときは2,3とふっていけばいいでしょう。
 チャンネル番号は0~49まで。ただし、0はボイス専用と言うルールがあるようです。


 以上で基本は終わりです。
後はスターターキットの20.txtとあなたのスクリプトを差し替えればあなたのオリスクができるでしょう。

 
 コマンド6個説明してはいお終いってのもなんですので、覚えておくと便利な用語・コマンドを簡単に説明しておきます。
ただし、詳しい使い方はNScripter付属の説明書や、他のサイトさんなどで調べてください。
 わからなくても、そう言うものだとスルーするのがポイント。
後できっとわかる。


■■■ 用語 ■■■

○定義部
 お話の全体に渡る設定を定義する部分。
ここで、エフェクト番号とか右クリックの内容とかお話に直では関係のないことを設定しておく。
 このスターターキットで言うと00.txtの*defineから10.txtのgameまで。

○実行部
 お話本体。
ここで、お話とか立ち絵とか音楽の演奏のコマンドを打ち込んでいく。
スターターキットで言うと10.txtの*startから。

○ラベル
 *で始まるしおりのようなもの。
後で説明するgotoなどの~へ行きなさいというような命令の時にこのラベルを指定する。スターターキットでは70.txtに*endと言うラベルが書いてある。

■■■ 命令 ■■■

○一定時間待機

命令 !w もしくは !d

!w 待機時間(ミリ秒)

使用例

!w 1000

 !wと!dの違いはクリックで飛ばせるか飛ばせないか。
!wだと強制的に待機ですが、!dだとクリックで飛ばせます。
!wが多いとテンポが悪くなるときがあるので注意。


○クリック待ち

命令 @

 このスターターキットでは !?」。) の後にクリック待ちが入るようになっています。
それ以外の場所でクリック待ちを入れたい時は@を入れてください。
例えば…の後とか。


○クリック待ち無視。

命令 _ (アンダーバー)

 先ほどの@とは逆にクリック待ちを無視する命令です。
!?」。)の後に入れましょう。

○~へ行きなさい

命令 goto

goto *ラベル名

使用例

goto *end

あらかじめ設定しておいたラベルへ移動する。

○~へ行って戻ってきなさい

命令 gosub
   return

gosub *ラベル名

*ラベル先

return

使用例
「なんでやねん!」
gosub *fongusya

「それはないやろ!」
gosub *fongsya

「もうやっとられんわ!」
gosub *fongsya

*fongusya
dwave 1,"se\フォン.wav"
!w300
dwave 2,"グシャ.wav"
!w300
dwave 1,"se\フォン.wav"
!w300
dwave 2,"グシャ.wav"
!w300

return

 使ってみると結構便利な命令です。
gotoと似ていますが、こちらは行った先からreturnで帰ってくる命令。
 使用例は、あえてひぐらしを出しますが、レナが突っ込みで鉈で”フォングシャ”と殴るのを多発すると言うオリスクを作るとします。
 そのような時、この命令であらかじめよく使う”フォングシャ”の効果音を一度書いておいて、必要なときにそこに飛ばして戻ってくると言うことができます。




 このページは後日追加するかもです。


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