07th expantion様の同人ソフト『ひぐらしのなく頃に』『うみねこのなく頃に』のオリジナルスクリプトを作るためのNScripter講座。
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コマンド6個説明してはいお終いってのもなんですので、覚えておくと便利な用語・コマンドを簡単に説明しておきます。
ただし、詳しい使い方はNScripter付属の説明書や、他のサイトさんなどで調べてください。 わからなくても、そう言うものだとスルーするのがポイント。 後できっとわかる。 ■■■ 用語 ■■■ ○定義部 お話の全体に渡る設定を定義する部分。 ここで、エフェクト番号とか右クリックの内容とかお話に直では関係のないことを設定しておく。 このスターターキットで言うと00.txtの*defineから10.txtのgameまで。 ○実行部 お話本体。 ここで、お話とか立ち絵とか音楽の演奏のコマンドを打ち込んでいく。 スターターキットで言うと10.txtの*startから。 ○ラベル *で始まるしおりのようなもの。 後で説明するgotoなどの~へ行きなさいというような命令の時にこのラベルを指定する。スターターキットでは70.txtに*endと言うラベルが書いてある。 ■■■ 命令 ■■■ ○一定時間待機 命令 !w もしくは !d !w 待機時間(ミリ秒) 使用例 !w 1000 !wと!dの違いはクリックで飛ばせるか飛ばせないか。 !wだと強制的に待機ですが、!dだとクリックで飛ばせます。 !wが多いとテンポが悪くなるときがあるので注意。 ○クリック待ち 命令 @ このスターターキットでは !?」。) の後にクリック待ちが入るようになっています。 それ以外の場所でクリック待ちを入れたい時は@を入れてください。 例えば…の後とか。 ○クリック待ち無視。 命令 _ (アンダーバー) 先ほどの@とは逆にクリック待ちを無視する命令です。 !?」。)の後に入れましょう。 ○~へ行きなさい 命令 goto goto *ラベル名 使用例 goto *end あらかじめ設定しておいたラベルへ移動する。 ○~へ行って戻ってきなさい 命令 gosub return gosub *ラベル名 *ラベル先 return 使用例 「なんでやねん!」 gosub *fongusya 「それはないやろ!」 gosub *fongsya 「もうやっとられんわ!」 gosub *fongsya *fongusya dwave 1,"se\フォン.wav" !w300 dwave 2,"グシャ.wav" !w300 dwave 1,"se\フォン.wav" !w300 dwave 2,"グシャ.wav" !w300 return 使ってみると結構便利な命令です。 gotoと似ていますが、こちらは行った先からreturnで帰ってくる命令。 使用例は、あえてひぐらしを出しますが、レナが突っ込みで鉈で”フォングシャ”と殴るのを多発すると言うオリスクを作るとします。 そのような時、この命令であらかじめよく使う”フォングシャ”の効果音を一度書いておいて、必要なときにそこに飛ばして戻ってくると言うことができます。 このページは後日追加するかもです。 PR
さて、NScripterを動かすのに必要なのはNScripter本体とスクリプトとデータであることはこれまで説明したとおりです。
しかし、うみねこのデータは非常に大きく、オリスク一つ一つにデーターをコピーするのは時間も手間も要領もかかります。 ところが、うみねこをインストーラーを使ってインストールしてあれば、うみねこのインストール場所を探してそこから読み取ってくれるスクリプトを作ってくれた方がいます。 そのスクリプトは永字八法のむいむいさんが作られたものです。 http://d.hatena.ne.jp/eiji8pou/20071205/1196774395 通称 む式スクリプト このスターターキットの”5章 ファイルの移動無しにオリスクを起動する”フォルダの中にそのむ式スクリプトを入れておきました。 05.txtと95.txtがそうです。 これをスターターキットのフォルダにコピーしてやれば、arc.nsaなどがなくてもオリスクを起動できるはずです。 使い方の詳しいことは上のURLを読んでもらうとして、基本的な使い方を説明します。 ○読み込むarc.nsaを指定する。 命令 chnsa chnsa 数値 使用例 chnsa umineko2 基本的にumineko2を使っていればいいと思います。 URLで説明されているように、うまく使えばひぐらしとの競演も可能です。 ○読み込む音楽を指定する。 命令 music_set music_set 数値 使用例 music_set UMINEKO2 上に同じく。 最終的にオリスクの配布を考えているのならば、これは必須のスクリプトと言えるでしょう。 開発も楽になりますしね。 また、音楽関係でも便利な機能があるので、いっぺんじっくり説明を読んでおいて損はないでしょう。 む式スクリプトを使用した際にはreadmeに一言使用しましたと書いておくといいでしょう。
オリスクで一番多く使う命令が立ち絵の命令だと思います。
ですが、立ち絵を指定する際にファイル名を入れなければいけません。 "bmp\tati\kan\1\… うぜえ…… たぶん、ちょっと長めのお話をオリスクにしようとするとこうなると思います。 そこで、今回はファイル名の入力を簡単にしてしまうお話。 理屈は抜きにしてまずはやり方から。 スターターキットの『6章 背景・立ち絵のファイル名入力を簡単にする』フォルダを開いてください。 そこには03,04,93.txtの3つのファイルがあると思います。 それをスターターキットを使っているあなたのオリスクフォルダにコピーしてください。 その後、自分のスクリプトの*start以降(自分のお話の一番始め)に gosub *DATA_SET と記入してください。 これで、ファイル名を短縮できます。 立ち絵に使うキャラのファイル名は今後,頭に$をつけたファイル名だけでOKになります。 従来の ld c,"bmp\tati\kan\1\kan_defa1.bmp",22 これが ld c,$kan_defa1,22 になります。 拡張子なしのファイル名、頭に$。覚えましたね? もし、ベアトリーチェや紗音のような衣装を2種類持っているキャラで、そちらを使いたいと言う時はgosub命令を使ってください。 使用例 gosub *BEA_Isyou2 これでこの後のベア様はなんちゃって女子高生です。 どのようなラベル名を入れればいいかは93.txtを読んで見当をつけてください。 続いて背景です。 こちらはもっと簡単。 拡張子なしのファイル名だけ。 今まで、 bg "bmp\background\garden\garden_1c.jpg",22 こう書いていたものが bg garden_1c,22 改めて並べるとすごい短縮っぷりですね。 一応なぜ、こうなるかだけ簡単に説明しておきます。 NScripterには変数というものがあって、『この変数はこのような意味があります』と指定できます。 今回の場合、『kan_defa1』と、言う変数は『bmp\tati\kan\1\kan_defa1.bmp』と言う意味ですよ。とあらかじめ決めちゃうわけです。 gosubで衣装チェンジできるのも、決めている内容を上書きしているから。 $を頭につけるのは、これは変数ですよと言う印ですね。 あれ、なんで背景には$がいらないんだろ。 わからなくてもオリスクは作れます。がんばろう。
本来なら一番はじめに考えなければいけないことなのかもしれませんが。
オリスクを始めると考えることがあります。 「これ、著作権とか色々大丈夫なの?」 これについてはなかなか結論を出すことは難しいです。 『作っているのはあくまでもスクリプトであり、うみねこのデーターを直接使っているわけではない』 と、いう考え方もあります。 『スクリプトだろうが、うみねこのデーターを使わないと意味のないものだからアウト』と、言う考え方もあります。 07th様のみ~掲示板でも、そのような議論はなんどか繰り返し行われています。 BTさんの見解も出ています。 色々探して、色々考えてみてください。 こればかりは私もレクチャーすることはできません。 自分の考え、自己責任でオリスクを作っていきましょう。 なんにしろ、うみねこ、ひぐらしが大好き。 07th様、楽曲提供したみなさまありがとう。 そんな気持ちだけは忘れずにいたいですね。
管理人に用事がある時はこちらにコメントを残してください。
ある程度、講座ができあがったら放置する可能性がありますが。
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